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第9回 世界の富の40%をもつユダヤ人の教育からわかるセミナー講師になるメリット

世界の人口の0.2%しかいないのに世界の富の40%を所有するユダヤ人。

ユダヤには、子どもの頃から「人に教えなさい」という教育の原則があり、今日、学校で学んだことをその日のうちに親に解説するという時間が必ずあるそうです。

記憶を定着させるために人に教えることを徹底してるんだな、そう思われる方も多いでしょうが、目的はそこではなく、覚える以外にもっと大切なことがあることをユダヤ人は知っているのです。
それは、教えるたびに教える側の理解力が上がり本質への気づきに近づけるということ。

人に教えていると、
自分がその物事を理解できていない、
相手がその物事を理解してくれていない、
この2つのことがわかってきます。

自分が理解できていないなら理解するために復習しよう、
相手が理解してくれていないなら、言い回しやたとえ話を変えてみよう、
こんな風に頭を働かすことで物事の理解度はますます上がってきます。

また、それだけではなく、
このときに教えたことと、あのときに教えたこと、実は同じことを言ってるんじゃないか、と感じてくるようにもなります。

教えているうちに閃いてくるんですね。
これってあのときに言ってたあれじゃないのか。
今まで点と点だったものが一本の線になります。

セミナー講師として多くの受講者に物事を教えていると、こんな風に閃く力や、点と点を線にできる力が自然と身についてきます。
するとどうなるか。
相手を納得させるスキルが格段にアップし、
ビジネスの世界で大きな成果が出せるようになります。

人に教えることを教育の原則にしているユダヤ人だからこそ、世界の人口の0.2%しかいないのに世界の富の40%を所有するまでになったのかもしれません。